Stapleで3Dセキュア2をご利用いただけます!

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Stapleで3Dセキュア2をご利用いただけます!

2021-10-01

世界的にインターネットへのアクセスと普及が急速に進む中、デジタル購入の数は年々増加の一途をたどっています。2020年には、20億人以上がオンラインで商品やサービスを購入し、同年、電子商取引の売上高は世界で約4.2兆米ドル(約463兆円)を突破しました。パンデミックが発生した年には、世界の電子商取引の小売売上高は25%以上の伸びを示しました。オンラインで購入することは新たな常識になっていますが、多くの人がセキュリティに不安を感じています。

オンライン購入の代表的な決済としてカード利用があげられますが、の大部分を占めるのがオンラインサイトにおけるなりすましによるカードの不正利用は大きな課題の一つになっています。そこで、オンライン上でのカード決済をする際の防犯性を高めるために利用される本人認証サービスとして、3Dセキュアがあげられます。

3Dセキュア2.0とは?

オンライン決済のセキュリティ性を高める認証サービスの3Dセキュアは、現在 3Dセキュア2(3DS2)として、旧バージョンの3Dセキュア1(3DS1)を改良し、モバイル端末、モバイルアプリケーションへの対応、ワンタイムパスワード対応など、より優れた統合されたユーザーエクスペリエンスとセキュリティ強化を図っています。

また、3Dセキュア2.0ではリスクベース認証(*)により、 リスクの高い取引のみに対して承認を要求することができるようになり、利用者にとっての障壁が少なくなります。

3d secure 2.0 illustration

(*)リスクベース認証とは:

利用者を認証するユーザー認証の手法の一つで、利用者がいつもとは異なる行動をした場合のみ追加の認証を要求する方式です。利用者のアクセス履歴などを元に「不正のリスク」を判定し、高リスクと判定された場合には追加認証などを行うことで、なりすましを防止することができます。

Stapleカードでの3Dセキュア2.0対応

Stapleカードでは、今回3Dセキュア2.0を 実装しました。

リスクベース認証をカード利用者の決済情報等を基に、取引の大半は追加認証なしに認証が完了、高リスクと判断される取引にのみ、ワンタイムパスワード(**)等の追加認証が必要となります。

3ds2 flow

旧バージョンの3Dセキュアでは、決済の際に都度認証が行われる仕組みであったため、カード利用の度に、パスワード入力の手間やパスワード失念等によるご利用時の課題がありましたが、こういった課題を3Dセキュア2.0では改善され、Stapleカードでは3Dセキュア2.0を実装しております。

Stapleカードでは、今回の3Dセキュア2.0対応によりモバイルSuica、d払い/ドコモ払い、モバイルPASMO等の3Dセキュア必須となっているサービスにおいてもご利用いただけるようになりました。

(**) Stapleカードでのワンタイムパスワード対応は、後日 追加予定です。

まとめ

3Dセキュア2は、加盟店や発行者にとっても大きな改善点ですが、最もメリットがあるのは利用者で、取引の安全性が向上の他、リスクベース認証によるフリクションレスフロー(摩擦のない流れ)により、ユーザーエクスペリエンスも大幅に改善されます。現在、ご使用中またはご検討中のStapleカードでもご活用頂ければと思います。