AIを活用したOCRをStapleへ搭載

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AIを活用したOCRをStapleへ搭載

2018-11-21

エムティーアイ/AutomagiのAI技術により90%以上の領収書読取精度を実現

クラウドキャスト株式会社 (本社 東京都千代田区、代表取締役 星川高志、以下「クラウドキャスト」) はこのたび、株式会社エムティーアイ (本社 東京都新宿区、代表取締役社長 前多俊宏、以下「エムティーアイ」) とグループ会社であるAutomagi株式会社 (本社 東京都新宿区、代表取締役社長:櫻井将彦、以下「Automagi」) が共同開発したAIを活用したレシート/領収書読み取りサービスとクラウドキャストが提供する経費精算サービス「Staple (ステイプル)」とのAPI連携を開始します。経費申請の入力の手間を大幅に削減し、経費精算業務の効率化を促進していきます。

Staple

「Staple」は、非効率の塊である経費精算の業務効率化や生産性向上を促進する経費精算サービスです。働き方改革や業務の効率化を進める企業を促進するツールとして、エムティーアイとグループ会社であるAutomagiが共同開発した、AI(人工知能、以下「AI」)を活用したOCR(光学式文字読取、以下「OCR」)サービスとStapleのAPI連携を開始しました。

スマートフォンで撮影したレシート/領収書の画像をStapleへアップロードすると、AIの機械学習機能やOCRの画像認識を活用し、精算時に必要な店舗名・日付・金額をテキストデータとして読み取り、Stapleへすぐに反映することができます。クラウドキャストの10万件以上のレシート/領収書をAIの学習済みデータとして活用しているため、テキストデータとして読み取りと記述内容の総合判断を行い、書式が異なるレシート/領収書でも識別が可能となります。画像からの識字率は、一文字単位で約99%、データ項目単位(複数の文字)の認識でも約90%の精度を誇ります。※1

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これにより、スマートフォンを使用してレシート/領収書を撮影するだけで経費申請のほとんどが完了するため、従業員の経理処理に割く時間を削減することができます。また、レシート/領収書撮影から申請までの工程をStaple内で完結することができるため、経費精算作業が散漫にならずスムーズに経費申請をすることが可能となります。

※1 エムティーアイ実測値